現在、イタリアで、ブルース・モーエン・メソッドのワークショップを開催しています。
といっても、時差の問題はありつつ、距離はネット環境の発達で問題にはならなくなっていて
日本にいながら、イタリアでのワークショップができるわけです。
コロナ前には考えられなかったのですが、コロナ以降、スピリチュアルな世界に興味を持つイタリア人が増えたことと、ネット会議システムが充実したことによって、可能になっていることだったりします。
世界は狭いものです。
イタリアのヘミシンクトレーナーであり
ブルースさんの本の翻訳をし、昨年、ブルース・モーエン・メソッドのトレーナーになったダヴィデ・ロッゾーニさんに依頼を受けて
レベル2以降のワークショップを、ダヴィデさんの主催で現在行っています。
実質的には、イタリア語でレベル4までのワークショップを開催できるのは、私だけなので
イタリアでのブルース・モーエン・メソッドの第一人者として、イタリアでのこのメソッドを広げることのお手伝いをさせていただいている状態です。
不思議なもので、ブルースさんの本国アメリカよりも日本の方がメソッドは定着しているし
そして、現在、死後探索3のイタリア語版までが出版されているイタリアは今最も勢いがあるのかもしれません。
来年には、レベル3のワークショップも行う予定なのですが
イタリアでのワークショップは、非常に活発に質問が飛んできて、私にとっても刺激になります
また、全員、ご自身の体験をシェアすることに情熱を持っているので、いろんなシェアを聞けるのも面白いですし
積極的に自分自身の体験と誰かの体験の中でヒットを探し出そうと非常にポジティブに考える人が圧倒的に多くて
ワークショップの雰囲気も非常に良いのです
国民性として、イタリア人は明るいというのはありますが
ポジティブ思考、そして、自分自身や他人を愛するという部分に関しては、日本人よりも上手という印象が強いです。
最終日には、写真の故人の訪問をするのですが、事前に集めた写真を、ダヴィデさんがチェックのために私に送ってきたのですが
写真を出してくれた方10名ほどの写真を全部見たのですが
初日に自己紹介で、なぜ、このワークショップに参加したのかという理由を言う中で
- 亡くなったご自分のお子さんとのつながりをもう一度取り戻したい、逢いたい
- 亡くなった親と話をしたい、逢いたい
という方が何名かいらっしゃって、その写真の中に、その逢いたい故人の方の写真が含まれていると感じたのですが
同時に、写真を見ていると、それを出した方の、亡くなった大切な方への愛と、死を超えた絆を見出したい、逢いたいと思う気持ちを感じましたし
それと同じか、それ以上に、写真の方の、その写真を出した方への深い愛を感じて
見ているだけで胸が熱くなるような、愛を感じて、涙が出でしまったというのがありました
私は涙もろいので、そういう想いに触れると涙が勝手に出てしまうのです
ちょっと弱虫ですね、そういうところは。
想いというのは、一方通行ではなく、必ずつながっていて
互いに想い合う、愛する気持ちは失われるわけではなく、いつまでもそこにあるのだと強く感じました
グリーフケアを学んでいますが、そうした自分自身の学びを、ワークショップの中でも
国を超えて、生かして行ければよいなと思っていますが
実際の受講生の方々はどのような体験をするのか、日本人との違いや、質問や考え方で面白かったことなどを
改めて、また記事にするとは思います
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